江戸時代制作の獅子頭の麻髪を修復します

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日本古来からの大麻の伝統を紹介する展示会で利用している、江戸時代に京都で製作された獅子頭。白い毛を頭に植毛したものを獅子頭白髪付き、黒い毛のものを獅子頭黒毛付きと呼びます。

私の獅子頭は藍染精麻を植毛した獅子頭青毛付き。以前は精麻を利用したものが主流だったようですが、今では馬毛が主に使われています。

この度、髪の毛の傷みが進んでボロボロとちぎれるようになって困っていたので、株式会社山川さんに修復をお願いすることにしました。

我々が神社に納めている神麻を藍染にして新調する獅子頭の髪の毛。
山川さんが精麻を髪の毛状に整え、京都の染色家が染めて、伝統の職人が植毛してくださいます。
完成が楽しみです。途中経過もご紹介できたらと思っています。

【 獅子舞の言い伝え 】
江戸時代中期までの獅子頭は武家の災い除けの置物で、幕末以降、庶民の祭に獅子舞が広まったといいます。

風流系獅子舞の源流とされる甘楽町秋畑の伝承。「獅子はインドで人を食べて生きていたが、インドに人間が少なくなってきたので大和の国に行こうとしたところ、それを察知した日本の神が狐を天竺の権田河原に遣わし、獅子に『大和では人を食べる代わりに悪魔を退治すれば食べ物を与えられ、悪魔祓いの神としてあがめられるだろう』と諭し、狐が先導役になって日本にやってきた」とされる。

全国の獅子舞には、龍頭や鹿頭、鷹頭などの変わった獅子頭もあるようです。

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