注連縄

日本麻振興会とは

理事長は、国内麻生産の90%以上を占める栃木県鹿沼市の麻農家七代目である大森 由久(おおもり よしひさ)です。日本麻振興会は、理事長の大森を含めた5人の設立発起人により2012年4月に設立されました。この5人の設立発起人はいずれも麻を栽培する農家です。
日本麻振興会は、日本各地に伝わる麻に関する伝統文化・生活の中で伝えられてきた技術を後世に伝え、また、麻に係わる産業の振興に寄与することを目的としています。

奉納有志の会立上げの想い

神社の注連縄が古来よりどんなものを用いて作られてきたかをご存知でしょうか。それは、稲藁であり、麻でした。

古来より神道と麻は切っても切れない関係にありました。
大麻が神道で神の象徴であるという一つに例に、伊勢神宮のお札があります。このお札は「神宮大麻」という名で現在は紙のお札ですが、その昔は大麻草が使用されていたそうです。
また、麻の葉には魔除けの効果があるとも信じられていました。神社では、けがれを祓い、神域をつくりだすための神祭具として麻製の幣などが用いられています。拝殿に吊された鈴はその音色で神霊を招くとされています。鈴の緒を両手でしっかりと握り振ることは、参拝者を祓い清めることから「鈴祓え」と呼ばれています。参拝者が神社で唯一手に触れることができる神具が鈴の緒です。麻で作られた鈴の緒は、神と人をつなぐ掛け橋となります。現在の神社神道では神社の社は、神と現世を隔てる結界の役割を持つと言われています。
現在、日本のおよそ7割もの神社でビニール製の注連縄がかけられていると言われているそうです。皆様、お気づきでしたでしょうか? 一見すると麻で作られているようにも見えますが、実際にはビニール製というものが数多くございます。ビニール製の注連縄でご神域を守り、結界をはることができるでしょうか。

我々、日本麻振興会では、先人たちが脈々と受け継いできてくださった日本の伝統に深く感謝し、ビニール製の注連縄をかかげている、もしくはさらし木綿の鈴の緒を吊るされている神社に「おおあさ」の注連縄および鈴の緒を奉納させていただく社会活動を推進していきます。

日本麻振興会で栽培し研ぎ澄まされた最上級の神麻を用い、明治19年の創業以来、一貫して神社仏閣用麻製品の製造をしてきた京都の株式会社山川の協力の元、神麻の注連縄と鈴の緒を制作いたします。

奉納実績および今後の予定